THE BŌ
世 界 棒 鑑 定 局
天津神

須佐之男命

スサノオ
Susanoo

由緒

伊邪那岐命が鼻を洗ったときに生まれた三貴子の一柱。海原を治めよと命じられながら、母の国を慕って泣きわめき、青山を枯山にするほど荒れたため追放された。

高天原に上っては田の畦を壊し、溝を埋め、機屋に馬を逆さに投げ入れ、姉・天照大御神を岩戸に隠れさせている。

八岐大蛇

追われて出雲の肥河のほとりに降りた須佐之男命は、櫛名田比売を大蛇の生贄に差し出そうとしていた老夫婦に出会う。姫を櫛に変えて髪に挿し、八塩折の酒で八岐大蛇を酔わせ、斬り伏せた。

尾を裂いたとき刃が欠け、中から出てきたのが草那藝之大刀——のちの三種の神器の一つである。荒ぶる神が、退治した相手の体内から神器を得る。

最初の歌

櫛名田比売と住む宮を須賀の地に建てたとき、雲の立ちのぼるのを見て詠んだ「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を」は、日本最初の和歌とされる。

荒れる神が、最初の歌人でもあった。

司るもの、祀る社

嵐と荒魂、そして厄を祓う力。島根県の須我神社・八重垣神社、京都の八坂神社に祀られる。

祇園信仰では牛頭天王と習合し、疫病を祓う神として広く信仰された。荒ぶる力は、向きが変われば守る力になる。

追放された荒ぶる神が、疫病を祓う神として都で最も篤く祀られた。祇園祭が疫病退散を願って始まったことを考えれば、この柱に求められたのは大人しさではなく、災いより強い荒々しさだったことになる。

なぜこの神が棒に宿るのか

当局の見立て

荒れた一本。ねじれた枝、節が瘤のように盛り上がった棒、虫や獣に食われた跡のある木、黒く朽ちかけた幹。

当局はこの柱を、欠点の多い棒に降ろす。整った一本には宿らない。荒々しさそれ自体が力であるという、この神の性格そのままである。

※この節は当局による解釈であり、記紀の記述ではありません。

出現率

1.0%

発行済みの鑑定書のうち、この柱が宿った割合。鑑定が増えるたびに変動する。表記のゆれは名寄せしたうえで合算している。

この神を宿した鑑定書

この柱を宿した公開中の鑑定書は、まだない。

出典

あなたの棒にも、宿る神がいる
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